無限/夢幻の箱庭

美術・音楽など。

ヴァイオリンの巨匠が教えてくれた、ものの得意を得るたった1つの心得

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 「ヴァイオリンの王」と称され更新に多大な影響を与えたヤッシャ・ハイフェッツ(1901~1987)。

彼の残した有名なエピソードには特技や習慣を持つにあたっての警句とも云えるものもある。

 
 今日はエピソードの紹介と共に効率化・習慣化を考えていこう、というお話。

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Maestro violinist Jhasha Heifitz was racing up New York's Seventh Avenue to a rehearsal,when a stranger stopped him."Pardon me",he said,"can you tell me how to
get to Carnegie Hall? """answerd the maestro breathlessly,"Practice,practicec,practice!"
 
大まかに訳すと…ハイフェッツがリハーサルのためにカーネギーホールに向かっていると道に迷っている人が呼び止めた。曰く、「すみません、カーネギーホールにはどうやって行くのですか?」マエストロは直ぐに答えて曰く、「練習、練習あるのみです」、と。
 
 ハイフェッツがカーネギー・ホールへの道順とその舞台に立つことを勘違いしたわけだが、舞台に立つことについても若いヴァイオリニストに何度も尋ねられたことだろう。誰に云われるまでもなく楽器の上達は練習が必要箱とはわかっている。
 けれども続けることが難しいことも我々は知っている。
 
 彼自身にはそれが慢心という形で現れた。1917年にデビューしたハイフェッツは舞台に上がる度翌日の新聞各紙に絶賛され、「完璧だと神様が嫉妬するから偶には手を抜いて演奏しては如何でしょう?」と呼ばれることもあった。
 高額の収入も得て賛辞の嵐。練習を怠って遊んでしまう。
 それを見逃さない評論家に恵まれていた。テクニックが落ちていることを指摘する。しっかりと聴きこんでいてわかってくれている人もいるのだ。これを真剣に受け止めて徹底的に練習してレヴェルを取り戻し、そして更なる高みに登っていった。
 
 睡眠不足や体調不良になると仕事に響くしそれこそ楽器は練習していないと腕が落ちる。
 
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 動画を挟みまして…
 
 マエストロはこんなことも云っている。
 If I don't practice one day, I know it; two days, the critics know it; three days, the public knows it.
 
 1日練習しないと自分でそれがわかって、2日しないと評論家に、3日しないと聴衆にバレてしまう。
 つまりはこういうこと。彼等に練習を怠れば自分に跳ね返ってくるということ。
 
 わたしたちは1日に多くのタスクを抱え込んでいる。その中の幾つかを効率化する・質を高めるには1つをしっかりやることだ。
 そして「自分に跳ね返ってくる」ではなく「もっとうまくいく」と考えながら。
 

ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン

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