無限/夢幻の箱庭

言葉はすべて。

艦これ着任5周年 瑞鶴との出会いや思い出

Twitterのタイムラインで流行ってるな、高速戦艦 金剛のなりきりアカウントのツイートが面白いな…そんなところから興味を持って艦これを始めたのが5年前の今頃でした。
何を始めても同じことが云えるけれども、興味を持ったものはとりわけいえるでしょう、何もかもが驚きなんです。南雲機動部隊が揃ったとき、金剛型4隻が揃ったときの感動は忘れられません。
2014年2月14日、レベルキャップ開放や運を上昇させるケッコンカッコカリ・システムが導入され、多くの人はどの艦娘とケッコンするかを悩むところ、早速ジュウコン。それでも一応順番はあって、当時好きな順から比叡・金剛・陸奥に指輪を渡す。以降、ケッコン艦は70隻。
そうだ、今の嫁艦との出会いでも書いていきましょうか。
当時わたしの鎮守府にまだ着任していなかった艦娘が主人公であるライトノベルがありました。『鶴翼の絆』というタイトルの、ツインテールのキャラクターが勇敢に弓を構える姿を表紙にしたものです。

 公式コミカライズ・ノベライズを読んでいて、これだ!と思ったのがこの本。雲龍が実装されるまで6隻あった正規空母のうち最後に来たのが瑞鶴で、何度も何度も建造を続け、イベントの度に堀りを続け…弾着観測射撃システム実装の14年春イベントを時間ギリギリに片付けてそこでも掘って。14年2月までは任務のために欲しい艦娘でしたが、発売されてすぐにこれを読んで「ケッコン艦にしたい!」と強く希望してやっと建造で迎えたのです。

ゆっくり使い続けて9月にケッコン。うむ、って書こうとしたのに誤変換してるし。
 改二実装は15年10月30日。この喜び様ね。
2隻目のケッコンは正装(=改二甲グラフィック)にさせて。
もうね、ボイスはカッコ可愛いし、改二実装されたらかっこよさは増して、極めつけは18年冬イベント。

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瑞鶴改二甲エンガノ岬沖海戦mode
どう?この限定グラフィック、かっこいいでしょ。ツインテールをおろして陣羽織を着て決戦仕様。囮部隊として参加したエンガノ岬沖海戦。そりゃあ気合も入ります。
 
そして全海域を突破した暁には…

 (↑自分のアップロードした動画ではありませんが、クリアしたらこれが流れました)
 
一度でもキャラクターを愛でたことがる人なら、わかりますよね?たまりませんね?
 

 
ボスの装甲を抜くことができなかったり時々苛立つことがあるけど、わたしは艦これは楽しくやってます。
これからも瑞鶴とともに艦これを遊んでいきます!

 

 

 

 

尊き曲、尊き時間−2018年6月29日 ヤクブ・フルシャ/バンベルク交響楽団演奏会−

出演者

・アルト独唱:ステファニー・イラーニ(当初出演予定であったゲルヒルト・ロンベルガーの代役としての出演)

・指揮:ヤクブ・フルシャ(バンベルク交響楽団 首席指揮者、東京都交響楽団 元首席客演指揮者)

管弦楽バンベルク交響楽団

・女声合唱:東京混声合唱団(合唱指導:キハラ良尚)

・児童合唱:NHK東京児童合唱団(合唱指導:間谷勇)

 

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曲目:グスタフ・マーラー作曲 交響曲第3番 ニ短調
※参考動画


Mahler Symphony No.3 - Bernard Haitink

 

バンベルク交響楽団の演奏会に行くのはサントリーホールで行われた2回のオールブラームスプログラム以来9年ぶりで、マーラー交響曲第3番を聞くのはバンベルク響の前主席指揮者であったジョナサン・ノットが2015年9月に東京交響楽団定期演奏会で取り上げて以来の3年ぶりとなる。

前回ノット/バンベルク響を聞いて最も印象に残ったのは、Pesante(重々しく)という表情記号が本場のオケではどう鳴るのか、それ以上にドイツの個性を持ったオーケストラの音が斯様にも重心がしっかりして響くことを知ったことだ。

このように思い出深い演奏会であったから、チケットを取ってからというもの、小学生の頃遠足に行くのに楽しみに指折り数えて待ったくらいの気分で当日までの日々を過ごしたのである。

 

結論からいえば、大満足も満足の演奏会であった。

不満もないわけではなかった。第1楽章のトロンボーンのソロや第3楽章のステージ場外で吹かれたポストホルンのソロに音程が届かない箇所があったり、金管セクションが不調気味ではあった。

しかし、それらは全体を損なうものではなく、十分に曲の魅力が伝わる演奏内容に仕上がっていたように思う。

 

第1楽章のマーチの部分では、後年に書かれた交響曲第6番「悲劇的」第1楽章の芽を感じ、高校時代に「悲劇的」に心を奪われそして救われた思い出が蘇った(この話はまたあとでゆっくりと語ることとしよう)。アンサンブルの良し悪しや音色を再重視するのが基本的な聞き方だ。そういった技術面をクリアしたような演奏を聞いたその先には曲の中に身を置いて心を委ねるように思いを巡らせる聞き方ができるのではないだろうか…そんなことを第1楽章から考えた。

 

聴衆を合奏に巻き込む第1楽章が終わってから一気呵成に第2・3楽章に進んでいき、アルトソロのはいる第4楽章は夜の雰囲気や霊妙さを漂わせる。第5楽章は女声・児童合唱の導入で音楽は天を見つめ始めて手を伸ばさんとし、アタッカで入る第6楽章は正に天の世界であり同時に慈しみの歌であった。

 

交響曲第3番は世に数ある交響曲の中で、更に長大な作品を多く書いたマーラー交響曲の中でも特に長大な作品である。にもかかわらず90分から100分という長さを感じさせることがなかったのは、フルシャとこのオーケストラが曲の表情の変化をところ余さずに表すことができたからに違いない。

また、昨日の演奏会を通してこの曲はマーラーの作品の中で最も尊い作品であると確信した。そしてわたしの人生の中で最も尊い時間を過ごすことが出来たと云える。

 

1度大学を中退し、十数年のブランクを経て再入学したわたしは1年後の卒業論文の執筆を控え、その準備やそれ以前に各授業のレポートやテストをクリアする必要がある。それ以外にも生きていれば辛いことはたくさんある。

しかし、この演奏会でマーラーを聞いた体験は身体や心に染み込んで生きるための強さを与えられた様に思う。

 

これから先も、浄化や勇気そして尊さをもたらす演奏会に立ち会うことができる…それを希望にして生きていこう。

 

 

マーラー:交響曲第3番(SACDハイブリッド)

マーラー:交響曲第3番(SACDハイブリッド)

 

 

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が教えてくれた、理不尽の超克

 
名前どころか感情のなかった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが「自動手記人形サービス」となる。この想いを胸に。
−「愛してる」が知りたいのです。−
 
生きていれば誰にでも理不尽を被る。
この物語は大きな戦争の終結して平和が訪れた世界、現実で似た状況だとすると第一次世界大戦後のヨーロッパだろうか、ヴァイオレットは物語全体を通して人生の最大の理不尽−死−と向き合う。
 
「兵器」として戦場を転々としてきた彼女は多くの敵兵を殺めてきた。言葉を持たなかったということは死の意味も知らなければ自分のしてきたことの意味も知らなかった。
軍で腫れ物のように扱われた少女をあてがわれたギルベルト少佐は初めて人らしい生活を、そして言葉を与えた。
言葉を覚えたばかりで自意識の覚束ない彼女は少佐と過ごしてやっと生きる意味を見出し始めたであろう。だが、戦争を終わりに導く作戦が終わろうとしているところ、ギルベルトは敵兵の凶弾に倒れ、直後の砲撃からヴァイオレットを庇い彼女の前から消えてしまった。「生きて、自由になりなさい。心から……愛している」という言葉を最後に与えて。
 
ヴァイオレットにとっての初めて向き合った死は少佐の死であった。何もかもを与えてくれた人の喪失は本当にどうしていいのかわからないものだろうし、僕も想像がつかない。ただ、少佐の最後の言葉を胸に、彼女は自動手記人形として依頼者の様々な想いを伝えることで生きる道を進んでいく。
 
言葉をそれなりに使っているものですら愛という言葉はよくわからない。けれどもヴァイオレット・エヴァーガーデンが知ろうとする姿を通して鑑賞者は理不尽の克服を、愛と言うものの意味を自らの中に紡いでいけることができるのではないだろうか。
 
自分なりに捉えるならば、愛とは誰もが生きることを肯定し慈しむ心だろうか。それを忘れないことで強く生きていけるのかもしれない。
 

はてブロへの回帰

WordPressを使ってのブログは続かなかった。
何しろ、ブログデザインをいじろうと思っても知識不足のためいじれないし、勉強の時間を作ろうにも大学の勉強などで時間を作ることが難しい。

 

どうせブログを書くなら、知識がなくてもある程度は各種動画・SNSサービスの貼付けができるはてブロでいいじゃないか。せっかくアカウントもあるし。

 

どうぞよろしくおねがいします。

 

【おまけ】

9月20日は作曲家ジャン・シベリウス(1865−1957)の命日でした。

高校・大学時代にオーケストラで何度も演奏した交響詩フィンランディア」 作品26をどうぞ。


Sibelius: Finlandia / horst stein

移転のお知らせ

「無限/夢幻の箱庭」は今後WordPressで運営していくことにしました。URLは

http://schumannian.com/ になります。

ここはどうしようか?取り敢えず残しておこうかと。

何かの形で利用することはあるかもしれない。

 

今後とも「無限/夢幻の箱庭」をよろしくお願いします。

吉田秀和「名曲三00選」

自分のブログにクラシック音楽の名曲についての記事を書く際に参考にしようと、音楽評論家の著書を数冊選んで読んでいるところである。
評論家といえば、許光俊鈴木淳史など斜めに構えた文章を書く人が好みなのだけれども、古き良き時代の文章も読んでみたい。そこで選んだのが、吉田秀和のこの書である。
 
一読してみたところ、名曲として選ばれたものの全てがその時代折々の文化に裏付けられており、氏の持つ教養の深さが伺えられる。
この作品が初めて観光されたのが1961年4月。当時の音源媒体はLPが主流で、CDとは収録時間の面などで制約があり、それで選曲にも制約がかけられている側面がある。
吉田氏の文章を条件にして自分で名曲を選んでいくのも面白いであろう。

 

名曲三〇〇選 ――吉田秀和コレクション (ちくま文庫)

名曲三〇〇選 ――吉田秀和コレクション (ちくま文庫)

 

 

【艦これ】なかなか辛い4−5【深海東洋艦隊漸滅作戦】

 

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6月12日、同日のアップデートによる新海域追加はTwitterのトレンドワードに登った。資源備蓄なり艦隊練度向上なり、春イベントが終わり次の大きな戦いへの準備に勤しんでいる各提督達にとって大いなる刺激となっているだろう。